ベンガラくん塗装
みなさんおはようございます。。
東大阪市外壁塗装一筋のペンキ屋のオヤジです。
正月休みの間はお天気も良くとても天候に恵まれていましたが
お仕事を始めると風が強く雨が降り1月の寒さを感じられますね。
さて今回の話は、外壁の木部に珍しいと言うより初めての塗料を使います。
「.ベンガラくん」は、伝統的な日本住宅木部にベニガラ仕上げの
塗装ができる顔料型水性着色塗料です。
色数は9色と調色用ブラック全10色をご用意。
一度塗りでベンガラを使用した古色な味わいに仕上がります。
また、撥水力抜群で耐候性に優れているため、施工時の美しさを
長期間保つことができます。
そして、紅殻または弁柄とも表記されるベンガラは、古代から使われてきた顔料の一つです。
土からとれる酸化鉄が主な成分で、インドのベンガル地方で良質なものが産出されたことからその名がついたと言われています。
暗い赤みを帯びた茶色が特徴的な顔料ですが、ベンガラには赤だけでなく、褐色や黒色、黄茶色などの調合と焼成温度によっては赤系以外の色を作ることも可能となりました。
中国から輸入したことで日本にも広がり、建築塗料として使われるようになりました。
京都で見られる落ち着いた赤茶色の「紅殻格子」が身近な使用例です。ベンガラは和風なデザインとの相性が良く、京都の古き良き景観にもなじみやすいのです。
ある意味塗装のルーツに近い塗料でお客様のお家を塗装することが出来て私たち職人として大変勉強になりました。
仕事の縁に感謝します。
施工前 施工後
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