「広島城」 2025.05.20 おはようございます。 東大阪市で塗装屋一筋 33年のオヤジです。 先日、広島城をブログの仲間達と 訪れた際に展示室の中でひときわ 目を引いた一文がありました。 「刀は研ぎで決まる。だが、 仕上げ以上に“下地”が命である。」 刀研師の仕事を紹介する パネルに書かれていたこの言葉に 私は思わず足を止めました。 そして、ふと思ったのです。 これは、私たち外壁塗装の 仕事にも、まったく同じことが 言えるのではないかと。 下地処理を怠れば、どんなに 良い塗料を使っても意味がない 外壁塗装の仕事というと 「何色を塗るか」「どんな塗料を選ぶか」 に注目が集まりがちです。 しかし本当に大事なのは、 その前段階。つまり下地処理なのです。 ひび割れを見逃せば 水の侵入を許してしまう。 古い塗膜をきちんと除去せずに 塗れば、すぐに剥がれてしまう。 高圧洗浄を甘く見れば 汚れやカビの上に塗料を のせることになる。 つまり、どれだけ高品質な 塗料を使っても、下地処理が 不完全であれば台無しに なってしまうのです。 職人の「見えない仕事」が 家を守る 刀研師の方々は、刀身の美しさも 切れ味も、目には見えない研ぎの 積み重ねで決まると言います。 私たち塗装職人も、同じで 仕上がった外壁がどんなに綺麗でも それは見えない下地処理 という工程があってこそ。 そこにどれだけ時間をかけ 誠実に向き合えるかが 塗装の持ちとお客様の満足に 直結します。 「いい仕事」は、下地で決まる 広島城で見た言葉が、改めて私たちの 仕事の原点を教えてくれました。 塗装は“色”ではなく、誠意を塗る仕事。 そしてその誠意は、丁寧な下地処理 からにじみ出るものだと思っています。 これからも一軒一軒 見えない部分にこそ魂を込めて 我妻塗装は、そんな下地から信頼され る塗装屋”であり続ける事が出来たならば 脱アホ社長から抜け出す事が出来るのかな? 塗装64件目達成! コメント: 0 「東大阪市で?」 「ささいな一言が」 コメント コメント ( 0 ) トラックバックは利用できません。 この記事へのコメントはありません。
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