「我妻塗装を卒業」 2025.05.28 おはようございます。 東大阪市で塗装屋一筋 33年のオヤジです。 先日、私たちの現場で 2年間頑張ってきた! ある若者の旅立ちについて 書かせていただこうと思います。 2年前のある日、我が社でお家を 塗り替えたお父さんが我妻塗装 の事務所に来られました。 「うちの息子を、ここで 働かせてもらえませんか?」 その子は当時17歳。 事情があって高校を中退し 進むべき道に迷っていた 時期だったそうです。 お客さ物お家の塗り替えで 職人さんたちが真剣に 仕事に向き合う姿を見て 「自分もあんな風に働きたい」 と感じたといいます。 私たちはその気持ちを受け取り 仲間として迎えることにしました。 当時は慣れない現場仕事に 最初は苦労していましたが 彼は本当によく頑張りました。 毎朝遅刻気味でしたが! 真剣な眼差しで先輩たちの背中を見て 一つ一つの作業を身につけていきました。 そしてある日、彼が話してくれました。 「バイクを触るのが大好きなんで 整備士になりたいって夢があって 夜間の学校に通って、高校卒業資格 も取るつもりです。」 そして先日、彼から 「整備士の道に進むために 我妻塗装を辞めさせてほしい」 と申し出がありました。 当然寂しい気持ちは もちろんありましたが それよりも私は心の底から 嬉しかった。 自分の力で目標を見つけ 努力を重ねてそこに向かう彼を 誇りに思いました。 職人の世界は技術だけじゃなく 人と人のつながりが大事です。 今回、彼との出会いを通して 改めてそのことを実感しました。 彼がこの先、どんな整備士になるのか 楽しみでなりません。 そして、いつかまたどこかで 会えたら嬉しいですね。 これからも我妻塗装は ただ塗るだけじゃない 人の心にも色を添えるような 仕事をしていきたいと思います。 自社の働く職人さんが輝く会社をつくれたら 脱アホ社長から抜け出す事が出来るのかな? 塗装72件目達成! コメント: 0 「理念と経営5月号」 「夢をふくらませ」 コメント コメント ( 0 ) トラックバックは利用できません。 この記事へのコメントはありません。
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