「東大阪市の鴨」
おはようございます。
東大阪市で塗装屋一筋
33年のオヤジです。
先日、家の近所の川沿いの
鴨の親子を見に行きました。
親鴨1羽に、子鴨が8羽。
少し前に見た時は、子供たちは
まだフワフワの雛だったのに
もうすっかり大きくなっていて
驚きました。
自然の中での成長のスピードは
本当に早いものですね。
そして、群れの中にいるとすぐに
親がどの鴨かがわかります。
親鴨は少し高い場所に立ち
常に周囲を警戒しながら
子供たちを見守っているのです。
誰に教わるわけでもなく
当たり前のように
「親の役割」を全うしている
その姿に、自然の本能のすごさを
感じました。
この光景を見ながら、ふと仕事に
置き換えて考えました。
もし、会社の社長がこの「本能のまま」
に経営をしていたらどうなるのか?
「自分が正しい」と思い込みすぎて
現場の声を聞かない
全部自分が決めて、職人さんの
成長の機会を奪ってしまう
自分の感覚だけでお客様対応や価格を
決めてしまう
周囲の警戒ばかりして、不安から
行動を制限してしまう
これでは、会社はうまく育ちません。
鴨の親は、本能で子育てができます。
でも人間の組織は違います。
「経営の知識」
「数字の管理」
「人財育成」
「顧客満足」
「 安全管理」
すべてに「学び」と「仕組み」が必要です。
親方も職人も、一生勉強です。
感覚や思いつきではなく、学んだ
知識や経験、そして周囲の声を取り
入れながらバランス良く判断していく。
これが経営なんだろうと、改めて感じさせられました。
今日も、親鴨のように「見守りながら」
「成長を助ける」親方でいたいと思います。
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