「小雨の一心寺」
おはようございます。
東大阪市で塗装屋一筋
33年のオヤジです。
今朝は少し早起きして、小雨の降る中
天王寺の一心寺へ行ってきました。
目的は、親父と友人のおばちゃんに手を合わせるため。
そして今回も、相棒のチャー君も一緒です。
門の入口左右には、一対の仁王像があります。
しかし、この仁王像、よく見ると普通のお寺
の仁王像とはまったく雰囲気が違います。
その姿は、まるで西洋の近代彫刻。
鎧はおろか、衣も何一つまとわず
全くの素っ裸。
さらに手には武器も持たず、丸腰のままで
お寺を守っているのです。
調べてみると、この二体の仁王像は
「非暴力の智恵で悪に立ち向かう姿」
を示しているとのこと。
力強さよりも、知恵や精神力で立ち向かう
そんな静かな迫力を感じます。
実はこの一心寺、私にとっては
特別な場所でもあります。
前に勤めていた塗装屋時代、昼間の工事や夜勤で
この一心寺の塗装仕事を何度も手掛けました。
その頃は必死で仕事を覚え、仲間と汗を流しながら
現場を仕上げた日々。
この門をくぐると、自然とその時の気持ちや
景色がよみがえります。まさに私にとっての原点です。
お参りを終え、小雨に濡れた境内をチャー君
と歩きながら、改めて「ここは何度来ても心
が整う場所だな」と感じました。
次は、友人とも一緒に手を合わせに来ようと思います。
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