「人財育成について!」
おはようございます。
東大阪市で塗装屋一筋
33年のオヤジです。
先日、改めて山本五十六元帥の有名な言葉に
触れる機会がありました。
やってみせ!
言って聞かせて!
させてみて!
褒めてやらねば!
人は動かじ!
この言葉は、もともと軍人として部下を率いる立場から
生まれた名言ですが、実は私たち塗装業界にも深く通じる
ものがあります。
現場での「やってみせ」
塗装の仕事は、ただ口で説明するだけでは
伝わらないことが多いです。
刷毛の角度や力加減、塗料の伸ばし方
下地処理の大切さ、どれも教科書や
マニュアルだけでは身につきません。
まずは先輩職人が実際にやって見せることで
「あ、こうやるのか!」
と後輩や新人は理解し始めます。
「言って聞かせて」
やってみせた後は、なぜそのやり方が必要なのか
理由をしっかり言葉で伝えます。
「この塗り方だとムラが出ない」
「この順番でやると仕上がりがきれいになる」
理由を聞いて納得することで
技術は確かなものになります。
「させてみて」
そして大事なのは、実際にやらせてみること。
現場は緊張感がありますが、自分の手で刷毛を握り
ローラーを回してみることで、本当の経験値が積み
上がります。
「褒めてやらねば人は動かじ」
仕上がりが少しでも良くなった時は
しっかり褒める。たとえ完璧でなくても
「お、だいぶ良くなったな!」の一言が
次の成長の原動力になります。
人は、認められることで力を発揮します。
これは塗装現場だけでなく、どんな仕事でも
同じではないでしょうか。
山本五十六のこの言葉は、ただの指導法ではなく
人を育てるための「順番」を教えてくれます。
我妻塗装でも、この精神を忘れずに
これからも後輩職人と一緒に成長して
いきたいと思います。
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