「小さな作品」
こんばんは。
東大阪市で塗装屋一筋
33年のオヤジです。
本日は
「ベランダの手摺に付いている目隠し
パネルが捲れてきているので、一度見に来てほしい」
とのご相談を頂き、お客様のお家へ伺わせて
頂きました。
早速お家に上がらせて頂き、ベランダへbi
素材を確認すると、目隠しパネルはアルミ製。
塗装できない事はありませんが、どうしても
木目調の風合いがなくなり、ベタ塗り仕上げ
になってしまいます。
せっかくのデザイン性が損なわれ、見た目としても
正直あまり良くありません。
そのため今回は、無理に塗装をお勧めするのではなく
アルミパネルの交換をご提案させて頂きました。
我妻塗装では
「塗れるから塗る」ではなく
「お家にとって一番良い選択かどうか」
を大切にしています。
そして、お家に上がらせて頂いた瞬間、
思わず目に飛び込んできたのが!
とても可愛らしい小さな靴が並んだ棚。
「これは何でしょうか?」
と興味津々でお聞きすると、
「革製品のカバンを作るのが好きで
余った革で作りました」とのこと。
手のひらサイズのミニチュア靴。
細部まで本当に丁寧に作られていて、
まさに革職人の仕事。
見ているだけで、作り手の想いと優しさが
伝わってきます。
さらにおどろいたのが、そのミニチュア靴を
一つプレゼントして頂いたこと。
そして、こんな言葉を添えてくださいました。
これを持つ人は大きな夢は叶わないけれど
小さな夢が叶うそうです。
この言葉を聞いた瞬間、
「まさに我妻塗装やなぁ」と、心の中で思いました。
大きな夢より、小さな夢をコツコツと
私にとって、一気に大きな夢を掴むことよりも!
「今日できることを、きちんとやる」
そんな小さな夢を一つずつ叶えていくことが
我妻塗装です。
その積み重ねが、いつの間にか大きな道になって
いると信じています。
今回は塗装のお仕事ではありませんでしたが!
それ以上に心が温かくなる時間を頂きました。
素敵なミニチュア靴、そして素敵なお話を
本当にありがとうございました。
この小さな靴と一緒に、今日も目の前の夢を
一つずつ叶えていきます。
感謝。








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